自動車免許で乗ることが出来るハーレートライクとは

ハーレーと言っても様々な種類がありますが、日本国内では2014年から販売されるようになったハーレートライクには独特の魅力があります。

ハーレー=大型バイクと認識している人は多いですが、ハーレートライクは日本の法律では自動車に分類されています。その特徴は何と言っても3輪であることで、大型バイク免許を所持していなくてもマニュアルの自動車免許があれば運転することが可能です。大型バイクは転倒したときのリスクが大きい面があるため、バイクに憧れる人が家族の反対にあって諦めたという話もよく聞かれます。その点、トライクであれば3輪なので安定感があり、通常のバイクのような転倒事故のリスクはかなり減らすことが出来ます。そのため、大型バイクに乗りたいけれど、大きくて重量がある車体を乗りこなせるか不安という人にも人気となっています。

免許は自動車免許が必要ですが、ハーレートライクの所有に関してはバイクと同様の手続きとなります。例えば、普通車に必要な車庫証明は不要で、車検登録もバイクとして扱われます。税金も自動二輪250ccとなり、年間6,000円の自動車税がかかるのみです。維持費に関しても、車を所有するよりも安価であるため、趣味のひとつに考える人も増えています。

バイク乗りの醍醐味である解放感と3輪であることの安定感の両方を兼ね備えている乗り物であることから、今後新しいジャンルの乗り物として注目されることになると言われています。