一度はチャレンジしてみたいハーレーのポリススタイル

ハーレーのポリス仕様は、アメリカの警察官が乗るバイクと同様のデザインを採用し、ポリスならではの装備を搭載しているモデルです。2003年モデル以降、日本国内での販売が中止しているものの、日本のバイク愛好家から絶大な支持を得てきました。警察官の制服を模したコスチュームを纏い、ポリス仕様を運転する様相はポリススタイルと呼ばれています。アメリカでは、穏やかな気候になると、複数名がポリススタイルでツーリングする光景が散見されます。

しかし、乗る時の服装にこだわって決まり事を守り続けることは容易ではありません。日本人オーナーの中には、普段着で気軽に乗れるポリス仕様を求め、カスタム製作を試みる方が多数います。例えば、2001年式のFLHRPIは、16インチのエイプハンドルバーに付け替えると共に、マフラーやタンク周辺のパーツを少し工夫するだけで雰囲気が激変します。特殊な仕様を満喫したい場合には、サイレンアンプやストロボライトなどを付けてみましょう。既成概念にとらわれることなく、自分の理想を追い求めることによって、この世に1台しか存在していないハーレーを作り出せます。思いきってカスタム製作の方向性を変えれば、今まで以上にハーレーに乗る喜びを感じられるでしょう。